このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は、昨日行われたドラフト会議についてのお話です。

ドラフト会議2018

 
今年もドラフト会議終わりましたね。高校生4人の目玉選手が話題になったドラフトでしたが、タイガースは、残念ながら、くじ運に恵まれませんでした。1位から3位まで、野手、4,5,6位は、投手という構成です。今年のドラフトの成績としては、タイガース最下位との評判を受けています。
私も、素人ながら、2位指名、吉田輝星君行って欲しかったなあと思ったりします。ただ、吉田君タイガースに来たら、成長止まってしまうかもしれません。赤星さんも先日の講演会で、タイガースは、新人が伸びにくい環境にあること言っていました。ファイターズの方が、新人育成しっかりしており、日本の球界にとってはいいかもしれません。
タイガースと同様、ジャイアンツも1位も外れ外れの1位。ジャイアンツのドラフトの評価も低い様です。
西山秀二さんがネットのニュースで、ジャイアンツ、タイガースが弱くなったのは、ドラフト逆指名制度がなくなったからだと述べていました。
確かに、広島の選手を見ると逆指名制度が無くなった2007年以降ドラフトの選手ばかりです。広島は、予算が限られており、逆指名の権利をドラフト14回中7回しか使っていないのに比し、ジャイアンツ、タイガースは、逆指名フル活用しました。
加えて、FAでの補強もしており、ジャイアンツ、タイガースが優勝争いをするのは、ある意味当然だったかもしれません。
広島は、自前で、前評判の高くない選手を、猛練習で鍛え上げるというシステムが確立しており、2007以降の平等のドラフト制度の下では、むしろ強くなることは当然という気がします。
安藤さんが、以前、阪神が、初のCS進出の広島に負けたとき、「広島ってこんなに強かったんだ」と運では無く、実力で負けたことを言っていたことを思い出しました。 
タイガースもジャイアンツも、常勝を強く要求されるチームで、新人が育つまで我慢できない環境にあります。
成績不振→ドラフトは即戦力の大学、社会人狙い→育成環境が整わない→選手層が薄く、飛び抜けた能力の選手が排出されない→成績伸び悩む
このままでは、タイガース暗黒の時代が再来するかもしれません。
タイガースもジャイアンツもFAで、補強していくしか無いのですかね。尤も、FA選手を頼りにできるかというと、ジャイアンツを見れば明白です。
タイガースの1位の近本光司さん(大阪ガス)、1位でもなくてもいいのではとかいろいろ言われていますが、大山選手ドラ1の時も、いろいろ言われました。しかし、大山選手ドラ1にふさわしい活躍しました。是非とも、赤星さんのような活躍をして頂きたいと思います。