このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
さて今回は・・・。

FA西選手の人的補償

オリックスの西選手をタイガースは、FAで獲得しました。ソフトバンクと競り勝ち、タイガース最下位脱出に向けていい補強ができましたね。ただ、それに伴う人的補償で竹安大知選手がオリックスに行くことになりました。竹安選手、私個人的には、全く面識が無いのですが、入団当時から注目していた選手です。
何故かと言うと、私と時々MRI画像勉強会を一緒にしている大阪出身の熊本大学医学部生K君が通っているスポーツジムに竹安選手が勤めていたとの事で、時々、竹安選手の話を聞いていたからです。(※ K君は、医学部生なのに、ムキムキの筋肉オタク 男前で女の子に人気あるのですが、本人自分の体が大好きな好青年) 彼の指導をしていたのが、竹安選手です。
正直、2015年ドラフト3位で聞いたことも無い熊本ゴールデンラークス(黄金の雲雀という意味らしいです。雲雀は熊本の県鳥)というチームの選手を指名したとき、タイガースまた、変な指名したなあと思っていました。
入団時、インタビューで、背番号が下柳さんの背番号であることの感想を聞かれて、担当の田中秀太スカウトから、「グローブは投げる物では無い(※)ので大切にしろとアドバイスされました」ととても洒落たコメントをしたこと、笑いのツボを心得ています。
(※秀太選手のエラー連発に対して下柳選手がマウンドで、グローブを投げつけた事件、何度も、プロ野球珍場面で出てきますね。知らない方は、是非、Youtubeで確認してみて下さい。あのとき、セカンドだった関本さんに状況を聞くと、怖くて怖くて近寄れなかったそうです。)
竹安選手、社会人野球で活躍していたのですが、痛くてシャンプーできないほど、肘を痛め、トミージョン手術を行ったそうです。手術の翌年タイガースは、ドラフトで指名したのですがから、思い切った指名ですね。
入団時、金本監督の方針の下、その年の新人選手人は、竹安選手を除いて、皆、一度は、1軍に上がりました。竹安選手は、肘のリハビリ継続で出遅れ、シーズン終盤肩を痛めて悔しいシーズンとなりました。
でも、翌年の2017年には、頭角を現し、ファームでは、活躍し、シーズン終盤の10月に初登板し、9球しか投げていないのに初勝利を得ました。
今年2018年には、一軍公式戦2試合に登板。勝敗は付かなかったけど、防御率を2.25にとどめています。その一方で、ウエスタン・リーグ公式戦には、14試合の登板で6勝0敗、防御率1.30という好成績をマーク。先発要員として、ファーム8年振りのリーグ優勝に貢献しています。
成長著しい選手で、正直、竹安選手の流出は、痛いと思います。オリックスいい選手に目を付けました。
竹安選手、オリックスは、ファン声援が暖かい球団です。オリックス先発投手抜けて、タイガースよりも1軍チャンスは広がりそうですね。是非とも新天地での活躍お祈りしています。