このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は、ルール改正についての小ネタです。

金本チルドレン

 オープン戦で結果を残したドラフト1位ルーキー高山、20歳横田を開幕1、2番スタメンに選択しましたね。1軍実績ゼロの2人を迷いなく起用した決断は「超変革」の象徴と言えるでしょう。
 一方…ベテランの域に達 し崖っ縁のキャッチャー、12年目で1軍出場わずか41試合の32歳岡崎も実績にとらわれず、開幕マスクをかぶらせた。
 さらに2年目江越の状態が上がると、開幕13試合目で右投手相手に2番起用。期待の若虎を出場3試合連続アーチに導くと、4月10日広島戦からは2試合連続で3番を任せている。昨年まで1軍出場1試合の北條を初めて開幕1軍メンバーに入れ、プロ初スタメンで起用した10日に北條は初適時打を放った。投手陣では5年目の中継ぎ投手、22歳歳内に重要な局面を任せる場面も。いい状態の選手を使うというスタイルが印象的です。

 今までのタイガースはFAでの大型補強などでレギュラーを固定するやり方でしたが…実績やネームバリューにとらわれずに監督自らの眼力にて選手起用する。これこそがファンをひきつけ、例え負けても希望が持てるチーム作りに繋がるでしょう。

 現在、二軍に在籍する選手全員が希望を持ち虎視眈々とチャンスを待っています。
 ある二軍コーチから聞いた話ですが…去年までとは選手の目の輝きが全然違うらしいです!
 まだまだ続くペナントレース…
 次々と新しい金本チルドレンが必ず誕生しますよ~と某コーチが言っていました!
 皆さん期待していて下さいね。