このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は2016年合同トライアウトについての小ネタです。

2016年合同トライアウト

2016年合同トライアウト
2016年11月12日 、12球団合同トライアウトに行ってきました。12球団持ち回りで、今年は阪神タイガース担当なので、甲子園。阪神タイガースが全ての経費を負担します。
2016年合同トライアウト
いい天気で、甲子園も内野席一杯。ビールがかなり売れていました。焼き鳥、カレーの販売といつもの試合の様相です。さすが、ビールの売り子さんは、回ってきませんでしたが…。

お会いした阪神球団の方に、こんなのだったら毎回タイガースが担当してもいいんじゃないですか?と聞くと、「いやいや、売り上げは、球場の売り上げとして、阪神電鉄に入るので、球団の売り上げとはならないのです」とのことでした。
(うーん。一応、子会社と親会社といえども、財布は別ということを言いたかったのか?…)

今年は、65人の参加者、投手42人、野手23人と投手がかなり多い状況でした。ボールカウント1-1での3人勝負というのが今年のルールです。野手もそれぞれ、交代でポジションに付きます。特に、誰がどこを守ると決まっているようではなく、「俺行きますわ」って感じで、交代で守備についています。守備も重要なアピールポイントですので、皆必死です。ただ、投手が多いので、後半になると、帰った野手も多く、守備ポジション、すべてが埋まらない状況でした(内野人数少ないとヒットか凡打かよくわからない)。
合同トライアウト
甲子園ということあって、タイガース(出身)選手に対しては、大きな声援が送られていました。西村憲投手も3回目のトライアウト。いいストレート投げていました。
個人的には、元ロッテのナックルボール投手、植松優友さん、面白いなあと思ってみていました。タイガース採用しないかなあ。屋外球場をホームグランドにしているので、ナックルボーラ―面白いと思うのですが…。

トライアウトには、実業団や独立リーグの人も参加できます。というか、参加資格の制限はないそうです。球団の方に、「僕みたいなド素人でも参加できるのか」聞くと、「できる」とのことでした。
来年は、広島が担当球団。ためしに、190センチナックルボーラ―弁護士として、参加しますかね(私は、ストレートでも、100キロ/hに遠く及びませんが…)。ユニフォームは、上から下まで一式、関本選手に頂いたものがありますので、見た目は、いっちょ前かもしれません。でも、参加選手は、皆、必死。おちゃらけ組が参加できるわけがありません。