このコーナーでは、阪神タイガース関本賢太郎選手、安藤優也選手の契約交渉代理人をつとめている黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。

 今回は、用具メーカーについてのお話しです。

プロ野球の用具メーカー

 前回、このコーナーで統一球のお話をさせて頂きましたが、現在の統一球は、ミズノ製です。
 それまでは、ミズノ、ゼット、アシックス、久保田の4社が各球団ごとバランスよく使われていました。
 まあ、球場毎に違うボールが使われていたわけで、変といえば変な状態でした。でも、プロ野球は興行なのですから、各メーカーさんの顔を立てつつ共存という環境にあったと思います。

 ところで、久保田というメーカー知らない方も多いのではないでしょうか。コマーシャルなど見たこともないですからね。
 正式名称 株式会社久保田運道具店といいます。商店街の運道具屋さんみたいな名称ですが立派な会社です。
 特にグラブは「久保田スラッガー」としてプロ野球界では絶大な人気を誇っています(特に内野手)。すべてが手作業で作られ、皮の質、ヒモの通し方全てにこだわりがあり、湯につけて型をつける「湯もみ型付け」を生み出すなど、職人がすごい会社です。
 タイガースでは、関本、鳥谷、西岡、新井兄弟、大和などは久保田のスラッガーです。

 それと一般の人にはあまり知られていないメーカーがハタケヤマという会社。これもグラブが有名で特にキャッチャーミットに人気はすごく、プロのキャッチャーの半分以上はハタケヤマ製ミットのようです。金本選手もハタケヤマ製グラブだったとのこと。
 久保田もハタケヤマも選手に対して道具提供はしてもアドバイザリー契約(言い換えれば使ってもらいありがとう料)をすることはありません。それでも使いたい選手が多いということはやはりすごいのでしょうね。選手の中には、他のメーカーのロゴを貼っているが中身は久保田ということも珍しくはないそうです。

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