女性 インストラクター
事故態様:歩行中、車と車の衝突事故に巻き込まれ、はねられて、数メートル先の壁にまで、大きく飛ばされました。
受傷部位:頚部打撲

幸い、大きなリュックサックに沢山の荷物を入れていたので、それがクッションになり、骨折等の怪我はありませんでした。しかし、頸部に大きな衝撃を受け、体調がすぐれず、インストラクターの仕事を休まざるを得ない状態になりました。保険会社の事前認定で、非該当。歩合制の給与体系で仕事が思うようにできず、経済的に苦しい状況で、非該当の結果に納得がいかず、弁護士会の法律相談等を利用したりしましたが、頼りないと感じ、当事務所の相談会に来られたようです。
 事故の状況からして衝撃は、相当なものであると思われ、この点を強調して、異議申し立てを行いました。
結果、異議は認められ、14級9号の認定を受けることができました。
 インストラクターというお仕事は、簡単に休めません。休む場合でも誰かに代わりに行ってもらわないと仕事先を失うことになります。そのあたりの事情を保険会社に理解してもらえず、提示額も極めて低かったのですが、小さな証拠の積み上げによって、完全ではありませんが、ある程度、保険会社に事情を理解してもらい、納得のいく賠償を得ることができました。
後遺障害認定、及び、収入、休業状況の立証に苦労しましたが、ご本人から感謝の言葉を頂き、ホッとしています。