10代 学生
事故態様:バイク同士の事故
受傷部位:顔面醜状痕
獲得等級:12級14号

 頭を打って、眉毛の下に裂傷を負いました。お母さん、少し心配性のところがあり、(まあ、母親である以上当たり前とはいえますが…)、多くの質問を頂きました。本人事故の時の記憶が全くないので、刑事記録を取り寄せ、過失割合について、検討しました。
本人、裂傷以外の傷はなく、打撲はありますが、時間の経過と共に治癒することが見込まれました。学校が忙しいので、病院に行く時間がないとのこと。本人、いたって元気です。裂傷について,初回相談時、腫れている状況で、線状痕がどの程度残るか不明でしたが、後遺障害の可能性があるので、示談を早期にすべきでは無いことをアドバイスをし、4ヶ月後、再相談を受けました。
傷は、後遺障害に該当するか微妙な感じです。眉のぎりぎり下辺りが、線状に3センチ以上色が変わっています。傷の場所、形状ともに、後遺障害獲得に微妙な案件です。慎重な後遺障害診断書作成が要求されます。医師は、この傷について、全く後遺障害を意識していなかった様です。「男の子でしょ、このような傷も後遺障害になるの?」という感じでしたが、当職が傷の測定のチェックポイントを詳細に説明して、後遺障害診断書の作成を受けました。当職は、後日の自賠責調査事務所への面談も同行し、その測定に目を光らせました。
結果、12級14号の後遺障害認定を受けることができました。その後、通院回数5回という事案でしたが、通院期間を基調とした裁判基準で早期解決。専門学生の本人、将来必要な高価な道具を購入することができ、かなり喜んでいました。病院通院回数5回で、このような額を得ることができたこと信じられないという感じでした。誰もが見落としがちな男の子の線状醜状痕、後遺障害を見つけることができてよかったと思います。