50代女性、20代女性 親子
事故態様:追突事故

事故の程度は大きく、両名の不調の程度もひどい状況。今の実務では、MRIは必須。本人が、医師に、MRIをお願いしたところ、「必要無い!ごちゃごちゃ言うのなら来なくていい」と言われたとのこと。病院のHPでは、地域の病院として明るく親切とのアピールしているが、典型の老人相手の整骨院型整形外科。このタイプの医師は、診断書きっちり書いてくれないことが多い。病院を変えることをアドバイス。自宅近くの病院から仕事場近くの病院へ変更。この病院は、MRI撮影先を紹介してくれて、MRIを撮影できた。見れば、母親の方には、大きなヘルニアがある。娘も年齢にしては大きめのヘルニアがある。
ところが、症状固定の段階になって、後遺症診断書の記載は、ほとんどなく、「筋肉痛」とあるのみ。神経学的な意味での「筋肉痛」という趣旨であろうが、もう少し、神経学的な意味での筋肉痛であるようわかるように追記記載をお願いしたところ、ずっとこれでいままで来た。加筆の必要性はない。の一点張り。年配頑固医師を相手に何を言ってもだめ。治療の過程を詳しく示す資料を添付しての後遺障害申請を行ったところ、母親の後遺障害はなんとか認められた。
 マッサージだけで済む患者はありがたいが、書類作成がある交通事故患者を、面倒がる医師は多い。自由診療で通常の2倍のお金を取っているのですから、もう少し、患者に向き合って欲しい。毎度ながら志の低い医師には悩まされます。