80代後半女性。
歩行中右折自動車との衝突でした。 
上腕部骨幹部に大きな骨折。外見は、どうもなく、骨も癒合したのに、こぶしが強く握れない状況になりました。
橈骨付近の神経損傷を疑い医師へ確認を求めました。
検査の結果、橈骨神経麻痺。
神経麻痺の場合、可動域制限は、他動値ではなく、自動値を使います。
結果、大きな可動域制限を認められ、12級6号を獲得。
高齢者で、実質一人暮らしではないかということで、保険会社逸失利益を否定するも、60代の息子の家事を行っていたという事を強く主張し、合計650万円の示談金を裁判経ることなく獲得しました。