40代男性 
事故態様:本来ならば2段階右折しなければならない道路で、それを行わず後続車と衝突
受傷部位:胸椎の圧迫骨折

胸部圧迫骨折の形が、通常と違う形での変形であること、圧迫率も後遺障害認定基準か否か微妙な事案でした。
主治医の骨折圧迫率の見解が、圧迫率低いと判断されるとそれだけで脊椎の変形11級7号は認められません。いろいろな画像を用意し、圧迫率を医師にアピール。医師は、どれだけの圧迫で後遺障害になるのか全く知識を有しませんので、いいかげんに測ることが多く、測定は、要注意なのです。
医師の確認の下、正しい数値を記載していただき、自賠責保険についても圧迫率のアピールを行いました。無事11級7号獲得。
 過失割合についても、刑事記録のみならず、現場写真を用意し、車の過失が大きいことをアピール。こちら30:相手70の割合で妥結。賠償金1250万円を獲得することができて、ご本人、夢のようであると大歓喜。圧迫骨折は、等級の割に、痛みが大きくないことが多く(ただ、将来の悪化の危険性はあります
)、事故後の給料も下がっていませんでしたので、ご本人、宝くじが当たったと感じたのかもしれませんね。