30代男性。
バイクで山道をツーリング中に、道路脇にある果物販売テントから出てきた車との衝突。過失が問題となりました。路外からの侵入なら10:90を基本に、バイクが15キロ以上のスピードオーバーがあり、20:80との相手の主張。しかし、路外からの侵入方式が普通と違うことを主張。道路に平行に停止の形(果物テントの脇に停止している状況)から、転回するような形で道路に進入。果物テントで買い物をしているように見える状況で、路外からの侵入を予想できない。指示器3秒ルールを守っていないことを主張。スピードオーバーは、事実なので、10:90を主張。裁判所からは、和解としては、その中間の15;85を提示される。ただ、遅延利息、弁護士費用、その他の金額のUPもあり、保険会社との事前協議での相手の最終提示の800万円から500万円UPの1300万円との和解案であったので、これを受諾。依頼者は、当初、800万円も受諾する意向を示していたが、裁判することを説得。500万円のUPに大変満足いただけました。