40代前半男性。
酔って帰宅中、車にはねられ死亡。
酔って、道をフラフラ歩いていた事案。
酔って歩道から急に飛び出してきたか、道で立ち止まっていたところか争われる。
解決まで時間がかかりましたが、ご遺族のご意向どおり、故人の名誉の為、過失の範囲を最小限の35%に抑えることができました。裁判所は、人通りの少ない道路でハイビームにしていなかったことを被害者発見遅れた事情として、取り入れてくれました。住宅街を通る片側一車線道路で、対向車もありえるところであり、ハイビームで走るべきかは微妙なところですが、その危険性を強く訴えた甲斐がありました。
賠償額は、自賠責含め、1億3000万円。そのうち、遅延利息1600万円と、敢えて、早期解決を図ることなく、納得のいくまで、裁判した甲斐がありました。