70代女性。
事故日から約2年を経過して、当事務所で相談を受け、受任しました。すでに保険会社の事前認定で12級13号が認められており、当初提示もあった段階での受任です。(ちなみに、もっと早く委任していただければ、この段階で2年は経過していなかったと思われます。)
受任後、診断書、レセプト、顧問医の意見等を踏まえて等級の妥当性を判断しました。また、相手保険会社に過失相殺を主張されていたので、刑事記録を取得して、過失割合の妥当性を判断しました。
その上で、保険会社との示談交渉に入りましたが、金額も大きく、容易には示談できないということで、迅速に示談あっ旋の申立を行いました。ただ、相手方の事務手続の問題で、通常より4、5か月ほど長引きましたが、最終的には当初提示額の2倍を超える金額で示談成立に至りました。