30代男性
事故態様:隘路すれ違い事故
受傷部位:頚椎捻挫、外貌醜状
獲得等級:併合12級

自転車で隘路を走行中、対向車両が道路中央付近を走行していて、依頼者が危険を感じて急ブレーキをかけそのまま転倒して受傷。
事故直後より、相手は事故性を否認、実況見分も相手に良いように書かれている等、問題が山積みでした。
交渉段階では、お互いの言い分が平行線だったため、提訴。
裁判では、こちらの損害費目はほぼ主張通り認められ、最終的に過失割合が争点となりました。
非典型事故で見通しが若干不透明でしたが、現場を直接見分し、実況見分調書が不正確である等々の主張をしたところ、こちらの言い分を十分加味した妥当な金額での和解となりました。
刑事記録があると、事故状況はそれに引っ張られる傾向がありますが、現場に足を運んで不自然な点を指摘することの重要性を再確認した事件でした。