靭帯断裂に伴う膝の動揺関節・12級7号

60代男性
事故態様:自転車対車
受傷部位:靱帯断裂
獲得等級:12級7号

被害者の方は、自転車で直進していたところ、駐車場から出てきた車に衝突されました。
通院中に、弊所にご相談があり、事情をお伺いすると、膝の靭帯を損傷している可能性がありました。
そこで、後遺障害申請を勧めたところ、弊所にご依頼がありました。
そして、弊所が後遺障害申請をしたところ、靭帯断裂に伴う膝の動揺関節・12級7号が認定され、適正な金額で示談が成立しました。

異議申立てにより非該当から14級9号へ

60代女性
事故態様:バイク対歩行者
受傷部位:上腕骨近位端骨折
獲得等級:14級9号

横断歩道上を歩行中に、バイクに衝突し、上腕骨近位端骨折を負いました。
1年以上通院した結果、可動域制限と疼痛が残存し症状固定となりましたが、受任前の後遺障害認定結果は非該当でした。
非該当になった理由としては、後遺障害診断書に疼痛があることがはっきり記載されていないことにあると考えられました。
弊所受任後、より正確な記載の後遺障害診断書を発行してもらい、異議申立ての手続をとったところ、14級9号が認定されました。
保険会社と交渉の結果、労働能力喪失期間については骨折部位と症状に鑑みて10年間という非常に有利な内容が認められ、600万円を超える金額にて和解を成立させることができました。

高齢主婦の死亡と逸失利益

70代女性
事故態様:車対歩行者

被害者が横断歩道のない道路を横断中、自動車にはねられて亡くなったという事案でした。保険会社との訴訟前の交渉では、双方の提示金額に大きな乖離があり、訴訟に移行しました。
訴訟においては、被害者が家事従事者といえるか否かという点が争点になりました。事故当時、被害者は70代後半と高齢でしたが、娘夫婦・孫2人と同居し、家事を一手に引き受けている状況でした。しかし、保険会社側は、被害者が高齢であり、同居する被害者の娘(パート勤務)もいたことから、家事従事者性を否定しました。
そこで、当職において、被害者の家事負担が相当なものであったことを丁寧に主張し、その裏付けとなる陳述書等の提出を行いました。
最終的に、被害者が家事労働に従事していたことを前提とする裁判上の和解が成立し、訴訟提起前の保険会社提示額から1000万円以上増額することになりました。

労災を上手に使って獲得額を少しでも多く

30代男性
事故態様:車対車
受傷部位:頚椎捻挫
獲得等級:14級

車で直進中に対向車線を右折してきた車と衝突して受傷。
今回、依頼者は労災の適用がありました。労災は、手続は面倒ですが、利用することのメリットも多くあります(特に過失があるようなとき)。
事故直後に弊所で相談されたため、労災を使うメリットやポイントをご説明し、労災に従って治療をした結果、本人の納得のいく治療ができました。
また、労災休業給付も治療期間中まるまると支給されました。
その後、弊所で受任し後遺障害申請した結果頚椎捻挫14級と認定され、最終的に、相手からの賠償と労災給付を合わせるとかなりの好条件で示談することができました。

膝痛、異議申し立てによる14級9号認定

30代男性
事故態様:車対歩行者
受傷部位:半月板損傷
獲得等級:14級9号

歩道を歩いていたところ、路外から出てきた車に衝突され、膝を負傷しました。膝痛が残存したので、後遺障害申請をしたところ、非該当でした。
しかし、事故態様からすれば、膝を捻って負傷してもおかしくないこと、半月板損傷と思われる所見があることから、等級が認められるべき事案した。
そこで、異議申し立てを行ったところ、14級9号が認定され、適正な金額での示談となりました。

後遺障害診断書

40代・女性
事故態様:自動車VS自動車 追突
受傷部位:頚椎捻挫・腰椎捻挫
獲得等級:併合14級

ご相談者は、事故から5か月後、相手方保険会社から後遺障害診断書を送られてきたことから、どうしたらよいか戸惑い、弊所にご相談がありました。そこで、症状固定、後遺障害診断書を説明させて頂き、そのうえで、事故態様や症状等の様々な事情を考えれば14級が認められる可能性があることをを説明させて頂きました。そして、弊所が受任し、事故から半年後に症状固定となったことから、後遺障害申請をしたところ、14級が認められました。ご相談者のように、後遺障害診断書を送られてきてもどうしたら良いか戸惑う方も多いと思います。その際には、弁護士にご相談して頂くことが重要であることを、あらためて実感した事案でした。

支払いを渋るタクシー相手にほぼ満額獲得

30代女性 主婦
事故態様 バイク対タクシー
受傷部位 膝
獲得等級 14級9号

バイクで直進しているところ、Uターンしてきたタクシーと衝突し、膝の靱帯等を損傷しました。幸い、労災適用されたため、治療は問題なくできたのですが、相手が休損の支払いを渋ってきました。最終示談でも渋ることは明白だったので、作戦を変更して、手間はかかりますが自賠責へ被害者請求をして120万円を先行確保することにしました(労災から自賠責へ治療費求償されることを事前に防ぐ意味もありました)。
後遺障害認定でも紆余曲折ありましたが、最終的に14級を獲得。
相手との交渉でも予想どおり低い提示でしたが、自賠責から120万と75万円回収したことが功を奏して、最終獲得額はタクシー相手にしては目標金額を超える金額で示談となりました。

過失と自賠責基準の示談

30代男性
事故態様:自転車対車、道路横断中の事故
受傷部位:肩打撲等
獲得等級:非該当

自転車で道路を横切ろうとしていたところ、走行中の相手車両と衝突して受傷。怪我自体は幸い軽微で、後遺障害が残ることもありませんでした。
他方、相手方が過失について強行で、過失割合で合意することが難しい案件でした。また、相談者は保険未加入で、弁護士費用の方が高額になり、裁判することも躊躇われる状況でした。
そこで、ご本人に事情を良く説明して、過失相殺のない自賠責基準をベースに示談する方針に切り替え(その方が多くもらえるケースでした)、過失相殺されることなく早期示談することができました。
自賠責は低額と思われるかも知れませんが、自賠責が最も多い示談金額となることもある良い事例でした。

鎖骨骨折で、可動域制限が残存

50代男性 会社員
事故態様:バイクvs軽トラック
獲得等級:12級6号

 信号のない交差点、一時停止無視の軽トラックを避けようとして転倒し、鎖骨と肋骨を骨折した事案、肩に可動域制限が残存し、12級6号の認定を受けることができ、1000万円超で示談が成立。
 肩の可動域制限は、腱板損傷や関節面の変形がないと後遺障害が認められにくい傾向にあります。実際は、関節拘縮が発生し、可動域制限が残る事ことは、かなりあります。
しかし、関節拘縮で後遺障害はなかなか認めてもらえないのが実際です。
 受傷後、早期の段階でしたので、早期から可動域制限発生の危険性を想定し、医師の、治療法、カルテ記載法検討を加えながらリハビリの推移を観察しました。
 リハビリの甲斐無く後遺障害が残ってしまったのですが、可動域での後遺障害が獲得できて、高額の賠償金を得ることができました(同じ12級でも、痛みの12級より可動域の12級が価値あり)。

個人事業主の休業損害

40代・男性・飲食店経営

むちうちで半年以上通院して症状固定となりましたが、後遺障害は非該当でした。
事故後は休業により飲食店の売上が大幅に減少しているものの、休業日数はそれほど多くはなかったことから、休業損害がどこまで認められるかが争点でした。
事故前の各月の売上と事故後の売上を比較した資料等を示しながら粘り強く交渉した結果、依頼者も納得する金額で示談することができました。

初診病院と二次診療病院との引継ぎに問題あり

70代男性 年金生活者
事故態様:50CCバイクとタクシーの事故
受傷部位:肋骨骨折、内側側副靱帯損傷
獲得等級:12級5号

事故により、救急搬送、入院となりました。肋骨を複数折る重傷。膝も強打しました。肋骨の痛みは、かなりのものです。動くと激痛ですから、しばらく病院で寝たきりです。ですから、一次病院では、胸の痛みのみ訴えていました。
退院翌日、膝の痛みで、布団から起き上がれない事に気付いた被害者は、二次病院で、足の痛みを訴えました。しかしながら、医師は、「打撲でしょ」との診断。しかし、通院を続けても痛みは取れません。主治医に、痛みを言っても「歳でしょ」等取り合ってくれません。
被害者は、自身の感覚で打撲の痛みではないと考え、主治医に相談無く大きな病院で検査をしてきました。MRI検査の結果、内則側副靱帯の損傷が見つかりました。被害者は、主治医を見限り、そのまま転院しました。
症状固定段階で、当職に相談があり、後遺障害申請しましたが、肋骨の痛みの12級5号のみで、膝については、後遺障害認められませんでした。原因は、初診病院、二次病院いずれも膝の怪我についての記載が一切無かったこと。一次病院で膝の怪我に気付かなかった理由(寝たきり)を示し、二次病院にも、膝の症状を訴えていたことを追記してもらおうとしましたが、二次病院は、「一次病院の紹介状に膝の事は記載されていないので、ウチの病院では、紹介状に記された治療をしただけ・・・、もう(転院して)ウチの患者ではないので・・・」と協力を得られませんでした。結局、異議をするも覆ることがなく、被害者悔しい思いをされていました。
このようなケースはよくあります。医師も人間です、ミスは付きもの。当事務所では、事故直後から、医師には、細心のチェックを行います。もう少し、早期に当職に相談があれば、防げた案件かもしれません。残念です。「事故直後の相談大切!」当事務所が市民向けに掲げる標語です。

退院後、通院履歴の無い高次脳機能障害

80代 主婦
獲得等級:7級4号

 高齢の女性、乳母車を押しての歩行中に、バックして方向転換中の(道を誤った)トラックに轢かれ、頭部に大きな損傷を受けました。事故後間もない段階で、同居のご子息は、保険会社対応に立腹。一切の保険会社との連絡を絶ち、病院代も自費、治療も病院の勧めるままにしました。治療費が1000万円近くなった段階で当職に相談があり、受任。治療費については、交渉の末、全額補償を受けました。
 問題は、後遺障害。退院後、介護老人保険施設に送られ、その後、病院での診察を受けていませんでした。確かに、高次脳機能患者の治療は、リハビリが中心であり、入院必須の治療行為がなされるわけではありません。治療行為を要する新規の患者を受け入れないといけない一次病院での治療期間は、制限される方向にあります。リハビリのことを考えれば、病院では無く、介護老人保険施設(リハビリにより自宅復帰を目指す施設)でリハビリをするという政策も理解できる部分があります。
 しかし、脳梗塞とかの病的な場合は、ともかく、交通事故の場合は、治療行為→症状固定という流れで物事が動きますので、介護老人保健施設が病院でなく、医師の治療行為が無い以上、交通事故賠償手順から外れてしまいます。タイトルの如く、一次病院退院後、医師の手から離れ、以後、レセプトが一切出てこなくなるのです。当職への相談時介護老人保健施設に2年ほど過ごされた後で、後遺障害認定手続きから苦労することになりました。後遺障害診断書の書き手がいないのです。無論、一次病院の医師からすれば、とうの昔に自分の手から離れた患者のその後のことなど自分の知る範疇ではありませんから、現時点での後遺障害診断書を作成する事に躊躇します。いろいろ八方手を尽くして、この難題を乗り越えました(文章では書けません)。結果、後遺障害等級7級4号を獲得できました。
 その後の示談交渉も保険会社としては、マニュアル外の話であり、結局、紛争処理センターでの仲介でも決裂、裁判突入かという段階で、保険会社担当者が転勤。新任担当者は、事案の複雑さに驚き、当方も、ご病気があり、長期の裁判に堪えられないということで、双方妥協点を見いだすことができ、示談となりました。90歳近く、要支援の等級ある方にある程度の主婦休損を認めてもらうことができて、まとまった金額となりました。依頼者に大変満足頂きました。本当に、大変な事案でしたが、将来に役立つ良い経験となりました。

目の不自由な方の事故

「主夫休損」40代 男性 失業中

 目の不自由な方が、白杖をつきながら、道路を歩行中、前から来たトラックとの衝突事故 比較的細い道路で、歩行者は、道路上にある電柱を避けるため道路中央側に進路を変更し、相手車両は、駐車車両を避けるべく道路中央に進路変更した事案。保険会社は、歩行者にも一定の過失割合がある旨の主張をしてきました。被害者目が悪く当時の状況を自分で再現して話すことはできません。当職は、道路の形状を見れば、電柱の陰から出てきたという主張に無理があること、衝突場所が、歩行者通行帯内であることを示し、結局、0:100を保険会社に理解してもらいました。
 また、失業中でしたが、家事は、夫が全て行っていた事を示し、「主夫休損」の証明にも成功しました。
 当事務所相談時30万円代の提示だったものが、100万円超の解決となり、かなり喜ばれました。

若い男の子の線状痕

10代 学生
事故態様:バイク同士の事故
受傷部位:顔面醜状痕
獲得等級:12級14号

 頭を打って、眉毛の下に裂傷を負いました。お母さん、少し心配性のところがあり、(まあ、母親である以上当たり前とはいえますが…)、多くの質問を頂きました。本人事故の時の記憶が全くないので、刑事記録を取り寄せ、過失割合について、検討しました。
 本人、裂傷以外の傷はなく、打撲はありますが、時間の経過と共に治癒することが見込まれました。学校が忙しいので、病院に行く時間がないとのこと。本人、いたって元気です。裂傷について,初回相談時、腫れている状況で、線状痕がどの程度残るか不明でしたが、後遺障害の可能性があるので、示談を早期にすべきでは無いことをアドバイスをし、4ヶ月後、再相談を受けました。
傷は、後遺障害に該当するか微妙な感じです。眉のぎりぎり下辺りが、線状に3センチ以上色が変わっています。傷の場所、形状ともに、後遺障害獲得に微妙な案件です。慎重な後遺障害診断書作成が要求されます。医師は、この傷について、全く後遺障害を意識していなかった様です。「男の子でしょ、このような傷も後遺障害になるの?」という感じでしたが、当職が傷の測定のチェックポイントを詳細に説明して、後遺障害診断書の作成を受けました。当職は、後日の自賠責調査事務所への面談も同行し、その測定に目を光らせました。
 結果、12級14号の後遺障害認定を受けることができました。その後、通院回数5回という事案でしたが、通院期間を基調とした裁判基準で早期解決。専門学生の本人、将来必要な高価な道具を購入することができ、かなり喜んでいました。病院通院回数5回で、このような額を得ることができたこと信じられないという感じでした。誰もが見落としがちな男の子の線状醜状痕、後遺障害を見つけることができてよかったと思います。

事故証明は物損事故である中、後遺障害を獲得

40代 男性 会社員
事故態様:車がセンターラインをオーバーし、対向車線を走行中のバイクと接触した事故。

 大きく転倒したが、幸い骨折は無かったものの、膝を強打し、痛みを訴えました。事故直後、相手に点数が無いからと、懇願されました。事故現場が、ツーリング中の事故と遠方の為、実況見分の為に事故現場に行く事は、現実無理と考え、本人もこれを了承して物損として届けました。
 半年の治療を経るも痛みが残る状況で、後遺障害申請しました。物損事故になっている場合、後遺障害認定難しいのが現実なのですが、丁寧に事情(受傷部位のMRI画像の状況、事故態様)をアピールし、14級9号の認定を受けることができました。
 その後、早期の裁判基準での解決に依頼者は、満足頂けた様です。

痴呆老人の高速道路暴走運転

50代 自営 
受傷部位:頸椎捻挫

 認知症の方がどうも、運転したみたいで、高速道路上で、最後、自走できなくなるまで、あちこちの車にぶつけながら走行継続した案件。
 追突ではなく、側面から衝突して、去って行った案件であったので、相手、保険会社は、衝撃が強くないはずであると治療を早期に打ち切ろうとした。被害者はマラソンが趣味で、数々のマラソン大会に出ることを人生の楽しみとしていました。しっかり、治療を続けたいということで、来所。交渉の末、半年の通院がかないました。衝撃が少なく、難しい案件でしたが、満額裁判基準での解決により、マラソンができなかった不満は、かなり緩和された様でした。

加害者行方不明

30代男性 会社員 物損事故
事故態様:車対125CCバイク

 物損のみ事故、加害者が事故直後に保険会社連絡し、賠償交渉を依頼しました。保険会社と被害者の間で、修理費や過失割合について、合意に達したのですが、保険会社と加害者本人の間で連絡が全く取れなくなりました。保険会社は、最終的に、本人の了承という作業が必要です。相手保険会社担当者は、何度か、電話や郵便で連絡を試みたがダメだった様です。相手保険会社から「申し訳ないですが、被害者と保険会社に裁判してもらわないと払おうにも払えません」と言われ、当職に依頼がありました。保険会社に直接請求が約款上認められていますが、保険会社は、裁判で、直接の当事者(本人の代理ではなく)でないと払えないというのが、実務です。金額について、争いがないのに、わざわざ、裁判するというのは、全く、馬鹿げた話です。当事務所は、現場主義、郵便物ではなく、足を運び、転居しているのか確認します。表札も無く、不在でしたが、人が住んでいる気配はあります。目立つ様に、ポストではなく、ドアにメッセージを書いた名刺を挟み帰りました。
 程なくして、加害者から連絡が入りました。事情を説明し、保険会社へ連絡を入れてもらい、速攻解決。相手保険会社担当者からかなり感謝されました。この様な連絡がつかなくなるケース結構あります。転居、入院、単なる無視…。被害者の加入保険会社(弁護士特約)にとって、争いが無いのに、加害者の事情で、出費をさせられること、腑に落ちないところがあると思います。

保険名義を無断使用された件

会社の保険名義を使用され、保険会社から保険金の返金及び損害賠償請求されているという相談がありました。
相談者は重い病気を罹っており、自宅療養中。保険会社に事情を話す体力も気力もないとのことで、弊所に依頼されました。
訴えてきた保険会社には既に弁護士が入っており、その弁護士は、相談者が重病ということを全く知らず、連絡が付かない状況から、保険金詐欺の実行犯扱いしてきました。
弊所が数々の証拠を示して、事情を説明し、むしろ、被害者であることを理解していただきました。
最終的に、実質、実行犯と思われる人物(真相は闇)に責任を取ってもらう形で解決しました。
名目上の代表者は危険です。会社が形式的にでも存在し、たとえ、名目上の代表であっても、その責任から逃れることは難しいからです。
相談者は病気を治して現場復帰したいとお考えでした。お気持ちは分かるのですが、治療に専念すべく、会社の閉鎖を指導しました。

非典型事故と過失割合

30代男性
事故態様:隘路すれ違い事故
受傷部位:頚椎捻挫、外貌醜状
獲得等級:併合12級

自転車で隘路を走行中、対向車両が道路中央付近を走行していて、依頼者が危険を感じて急ブレーキをかけそのまま転倒して受傷。
事故直後より、相手は事故性を否認、実況見分も相手に良いように書かれている等、問題が山積みでした。
交渉段階では、お互いの言い分が平行線だったため、提訴。
裁判では、こちらの損害費目はほぼ主張通り認められ、最終的に過失割合が争点となりました。
非典型事故で見通しが若干不透明でしたが、現場を直接見分し、実況見分調書が不正確である等々の主張をしたところ、こちらの言い分を十分加味した妥当な金額での和解となりました。
刑事記録があると、事故状況はそれに引っ張られる傾向がありますが、現場に足を運んで不自然な点を指摘することの重要性を再確認した事件でした。

自転車事故で等級獲得

30代女性(家事従事者)
事故態様:自転車VS自動車
受傷部位:両肩関節打撲、頚椎捻挫、腰部痛
獲得等級:併合14級獲得

自賠責に被害者請求を行うも、非該当となりました。事故は依頼者様が自転車で道路横断中に右折してきた自動車と接触、身体に強い衝撃を受けた事案でした。そのため、異議申立を行い、被害状況や現在の症状などを丁寧に説明し、併合14級を獲得することができました。
相手方との交渉も適正な金額で示談することができました。

いわゆる異時事故の注意点

30代男性
事故態様:追突
受傷部位:頚椎捻挫等
獲得等級:頚部14級9号

第1事故が発生し治療終了前に第2事故が発生したため、いわゆる異時事故(保険実務にいう異時共同不法行為)の案件でした。
本件は、第1事故が非常に軽微だったため、第2事故に絞って交渉等を進めた結果、14級9号と認定され、その後、異時共同不法行為特有の問題点等もあり、若干難航した点もありました。
ですが、治療中から相手保険会社とも密に連絡を取り合って問題点をお互いに共有できていたため、時間はかかりましたが円満解決することが出来ました。
(2018.08.31)

交通事故お断り医師

30代・男性
事故態様:自転車が急に進路を変えて、幹線道路を斜め横断しようとして、後続のバイクが転倒し、バイク運転者、大きな可動域制限が残った案件
受傷部位:鎖骨骨折

 相手が、自転車なので、自賠責保険による後遺障害認定を受けることができません。保険会社のアドバイスに従って、ご本人は先に労災申請しました。労災手続きでは、実際、労災医師による現認手続きします。その際、労災医師から、「主治医の書いた後遺障害診断書が無茶苦茶でした。左右腕全く健常とあるが、右腕90度も上がらない。明らかにおかしいので、再度、書き直してもらって再提出して下さい。」とアドバイスがありました。
 ご本人が、主治医にその旨説明すると、再測定すること無く、労災医師の測定値をそのまま労災用後遺障害診断書に記入して、ご本人、労災認定可動域制限で10級認定。
 その後、自転車保険会社に通常の交通事故後遺障害診断書に記載を医師にお願いして、本人はそのまま提出されました。なんと、その記載された内容は、以前のあの間違った数値であることが判明。これを受け取った保険会社としては、非該当を前提の示談金を提示せざるを得ません。本人びっくりして、当職に相談に来られました。
 保険会社担当者と話したところ、保険会社も困っている様子。労災用後遺障害診断書と交通事故後遺障害診断書の診察日の日付、僅か、一日違いなのに、全く数値が違う。主治医に問題あることは間違いないと思われるが、このままでは、会社上処理できないとのこと。
 早速、本人に事情を話し、医師に後遺障害診断書の誤記訂正を求めるようアドバイスしました。しかしながら、医師は、患者の面会を拒否。仕方なく、当職が医師と面談するも、「ウチは、交通事故事件は、お断りとさせてもらっている。労災というから治療を受け入れた話。後遺障害診断書の明らかな矛盾については、説明する必要無し 再測定もする気は無い」ととりつく島もない対応。
 これには困りました。保険会社も当方も、想定外のところで、暗礁に乗り上げてしまったという感じでした。一切の接触を拒否した医師をどう引きずり出すか…。非該当と10級大きな違いです。裁判をして、医師を証人申請し、裁判に引っ張り込むしかないのか…。裁判となると保険会社も代理人立てて、本心そうでなくても、後遺障害を争わなくてはなりません。過失割合大きい案件です。そして、何よりも、労災で10級となり、大きな金額を既に受領していますので、現在の、最高裁判例では、全額、既払い扱いとなります(相手は、全額、労災に支払う必要がある)。裁判するのは、コスト的にリスクが高すぎ、ご本人裁判望んでいません。
 保険会社担当者と私、困りに困って、本来、相手方なのに、いつしか運命共同体的な雰囲気が形成されてきました。
 もともと、お仕事の収入全く減っていない方で、裁判になれば、逸失利益減額の可能性のある方でした。また、過失割合、バイクと自転車ですので、基本割合となれば、バイクの方が加害者となってしまう案件です。結局、本人と相談の結果、当方、10級ではなく、12級レベルに落としての交渉を持ちかけました。相手保険会社担当者も、この対応を評価し、積極的に社内根回しし、結局、420万円、労災からの給付分250万円と合わせて670万円を得ることができ、ご本人様大満足でした。相手保険会社さんとの後日談、非該当案件をここまで持って行くの社内的に相当苦労されたとのことでした。こうして、無駄な裁判を避けることができました。
(2018.8.27 文責:黒田悦男)

主婦の休業損害

30代・女性・主婦(伏見区)
受傷部位:頚椎捻挫、腰椎捻挫
獲得等級:併合14級
事故態様:信号機のない交差点での出会い頭事故

主婦の休業損害が主たる争点でした。主婦の休業損害は休業の実態をどのように主張するかがポイントとなりますが、
症状とリンクさせて家事労働への支障を丹念に主張することで想定していた金額以上の休業損害を認めてもらうことができました。

自賠責請求のみのケース

70代・男性・無職(大津市)
受傷部位:脊柱変形障害、鎖骨変形障害、多発肋骨骨折
獲得等級:併合10級
事故態様:信号機のある交差点での第2車線からバイクで左折しようとした依頼者と第1車線を直進していた相手方自動車との事故

こちらの方が過失割合が大きいため、自賠責保険をきっちり回収した上でゼロ和解に持ち込む作戦でしたので、狙った後遺障害を獲得することが至上命題でした。
依頼者から丹念に症状を聴き取り、診断書や画像をチェックし、漏れがないよう後遺障害診断書を作成してもらうことで想定通りの後遺障害等級を獲得することができました。

弁護士基準での慰謝料交渉

20代・男性・アルバイト(城陽市)
事故態様:追突事故

ご依頼いただいた段階で通院治療が整骨院の割合が多く、後遺障害は非該当となりました。
もっとも、示談交渉において、通院慰謝料はいわゆる「弁護士基準」満額での認定となり、円満かつ早期解決となりました。

14級9号が認定され、早期解決したケース

40代・男性・会社員(大津市)
受傷部位:頚椎捻挫
獲得等級:14級9号
事故態様:バイクで直進中に左折巻込みに遭った

比較的事故から間もない時期での相談だったこともあり、通院治療におけるポイントなどを十分に説明させていただき、半年の通院治療後、被害者請求の結果、14級9号が認定されました。
示談交渉においても通院慰謝料や後遺障害逸失利益は提示額満額の回答を引き出すことができ、等級認定から1か月かからない早期の解決で、かつ、適正な賠償金を得ることができました。

異議申立ての結果、14級9号が認定されたケース

40代・男性・会社員(栗東市)
受傷部位:頚椎捻挫、腰椎捻挫
獲得等級:14級9号

自動車で県道を走行中、道路沿いの施設の駐車場から急発進してきた自動車に接触されたという事故。
被害者請求の結果は非該当だったものの、通院先医療機関より新たに神経症状の推移に関する書類を取得、異議申立てを行った結果、14級9号が認定されました。
その後の保険会社との示談交渉では過失割合が大きな争点となりましたが、実況見分調書を精査し、粘り強く交渉を重ねた結果、過失割合につき有利な内容にて示談にいたりました。

慰謝料の交渉

40代・男性・会社役員(大津市)
事故態様:赤信号停止中の追突事故

設立間もない会社の役員であり、収入に関する資料が十分に揃わないと判断し、方針を慰謝料を確保することにシフトして粘り強く交渉した結果、
こちらの請求金額とほぼ同額の慰謝料の支払いを引き出すことができました。

資料に乏しい自営業の休業損害

40代男性
受傷部位:頚椎捻挫・腰椎捻挫等
事故態様:バイク対自動車

直線道路を進行中、進路変更禁止エリアで加害車両が突然進路変更してきて衝突して受傷。頚椎捻挫・腰椎捻挫等と診断されました。
怪我は幸い軽微だったため、相手方からは早期治療打ち切りを言われましたが、痛みが残存していることや治療の途中であったことなどを伝えて治療期間の延期を認めてもらうことができました。
被害者は自営業で確定申告はしているが内容が不十分なものでとても立証に耐えられるものではありませんでした。そこで、照準を自賠責基準に定めて、治療期間中の出勤簿等(これも若干争いがありましたが)をもとに休業日数を立証し、円満和解となりました。

未成年による自転車事故

60代女性
受傷部位:腰椎圧迫骨折
事故態様:自転車対自転車

信号機のない丁字路交差点で、被害者が直進、相手自転車が交差点を曲がろうとしていたため、停止して待っていたところ、両自転車の前輪が接触し転倒。腰椎圧迫骨折と診断されました。
加害者は14歳未満の刑事未成年で、加害車両親も「ウチの子悪くない」という態度で事故性を当初から否認。途中から保険対応も打ち切る。刑事記録も入手出来ない等問題が山積でした。
幸い、被害者は自分の傷害保険の適用があったため、傷害保険を通じて後遺障害認定を受け、これをもとに相手方と直接交渉のうえ、相手の保険対応も復活し、最終的には双方納得のいく円満解決しました。