30代男性
事故態様:路端停止中タクシーが右折発進してきて接触
受傷部位:プラトー骨折等
獲得等級:12級13号 

バイクで直進走行中、路端停止していたタクシーが右折発進してきたために接触し受傷。事故後入院したため仕事が出来ず、また休業損害も支払われなかったため生活に困窮し依頼されました。本件のテーマは収入でした。
喫緊の課題は、事故後働けないにも関わらず相手から休損支払いがされなかった事でした。タクシー会社が相手の場合、共済の決裁が必要な場合が多く、どうしても支払いにタイムラグが発生します。そこで、入院中で仕事が出来ないことは争いなかったため、取り急ぎ自賠責基準での仮払いをお願いし、当面の生活資金を確保しました。
次の課題は被害者の収入関係でした。事故当日から新しい会社に勤めはじめたため、事故前年の収入から基礎収入を算定するという通常のやり方では立証が不十分でした。そこで、過去複数年分の年収から基礎収入を立証して、最終的には妥当な金額で和解となりました。