60代女性
事故態様:自転車対自転車
受傷部位:腰椎圧迫骨折

被害者が自転車で青信号交差点を横断したところ、被害者の左側から赤信号無視で進行してきた相手自転車に衝突して受傷し、腰椎圧迫骨折等と診断されました。
治療期間も2年と通常よりもはるかに長かったため、相手に弁護士が付き、弊所へ相談に来ました。
相手との交渉では、治療期間も長いので早期解決が肝要であることを相互に確認した結果、適正な金額で被害者も満足のいく示談が成立しました。
本件の問題点は別にあって、それは弁護士費用特約を使えるか使えないかという点でした。被害者は自動車保険の弁護士費用特約に加入していて、保険会社も使えるとの認識だったのですが、本件は自転車同士だったので、再度、弊所から保険会社に確認すると約款上使用不可でした。
一見すると保険が使えるようで実は使えなかったというやや珍しいケースでしたが、最終的には相手からたくさん示談金をいただけたこともあり、依頼者も納得のいく解決となりました。